記事作成日:2023/04/27

記事更新日:2023/11/09

【2023年度】専門医試験日程まとめ!おすすめな試験対策方法もご紹介!

2018年度から新専門医制度がスタートし、これまでとは異なる試験対策が求められるケースもあります。希望する診療科の試験日程を把握し、万全な対策をとるようにしましょう。
今回は、2023年度の各専門医試験の日程を紹介します。また、おすすめの試験対策方法についても解説していきますので、専門医試験の受験を検討されている方は参考にしてみてください。

 

2018年よりスタートした新専門医制度を再確認!資格取得のメリットは?

旧制度下では各学会が専門医制度を制定していましたが、専門医資格取得の基準にばらつきがあり、専門医の質に偏りが見られていました。
新専門医制度では、全ての専門医取得に一定の基準が設けられるようになったため、専門医の質の向上が期待されています。

専門医資格を取得するに当たって、基本領域の診療科19領域のいずれかで専攻医として3年以上の研修を積むことが求められます。研修にて一定以上の症例を経験し、筆記試験や口頭試問に合格することで初めて専門医の資格が与えられるようになりました。
専門医資格を取得することで患者や同業の医療従事者から信頼を得られるというメリットがあります。

 

【2023年度】専門医試験日程

2023年度の各専門医試験の日程をご紹介していきます。
ここでは内科、総合内科、外科、産婦人科、救急科、総合診療科、小児科の試験日・出願期間を記載しますので参考にしてみてください。

 

2023年度 第3回 内科専門医 資格認定試験

  • 試験日:2023年6月4日(日)
  • 出願期間:2023年1月25日(水)~4月14日(金)23:59まで(期限厳守)
  • 2021年度の合格率 94.45%

参照:2023年度 第3回 内科専門医 資格認定試験 | 専門医制度 | 日本内科学会

 

2023年度 第51回 総合内科専門医 資格認定試験

  • 試験日:2023年9月3日(日)
  • 出願期間:2023年2月1日(水)~4月14日(金)23:59まで(期限厳守)
  • 2022年度の合格率 71.85%

参照:2023年度 第51回 総合内科専門医 資格認定試験 | 専門医制度 | 日本内科学会

 

2023年度  外科専門医試験

  • 試験日:令和5(2023)年8月27日(日)
  • 出願期間:6月上旬~6月23日(金;午後5時厳守)

参照:令和5(2023)年度:新専門医制度における外科専門医試験について

 

2023年度  産婦人科専門医試験

  • 試験日:(認定二次審査)筆記試験:2023年7月22日(土)、面接試験:2023年7月23日(日)
  • 出願期間:(認定一次審査)2023年5月1日~5月31日

※一次審査の合否は2023年6月末迄に中央専門医制度委員会より申請者に通知があり、
 合格者には二次審査の実施日時、会場などについても同時に連絡されます。

参照:https://www.jsog.or.jp/modules/specialist/index.php?content_id=2

 

2023年度  救急専門医試験

  • 試験日:2023年9月24日(日)

参照:救急科専門医“筆記試験”のお知らせ

 

2023年度  総合診療科専門医試験

  • 試験日:(CBT試験)2023年10月1日(日)、(面接試験)2023年10月8日(日)または10月15日(日)
  • 出願期間:2023年5月1日から2023年5月31日(厳守)

参照:<第3回(2023年度)総合診療専門医認定試験 実施要領>(2023年3月公開版)

 

2023年度  小児科専門医試験

  • 試験日:(筆記試験)2023年9月2日(土)、(面接試問)2023年9月3日(日)
  • 出願期間:2023年5月1日(月)~5月31日(水)(当日消印有効)

参照:第3回(2023年度)小児科専門医試験【日本専門医機構認定プログラム制】

 

専門医試験に向けたおすすめ対策方法

新専門医制度の専門医試験におすすめ試験対策方法をご紹介します。ぜひ取り入れてみてください。

 

学会誌で症例をチェックする

新専門医制度では臨床的な応用力を問う問題が出題されるようになったため、実際の症例を詳細にチェックする必要があります。
学会誌には、専門医試験対策に有用な症例が数多く掲載されています。各症例において基本的な知識や臨床経過、考察が記載されているため、専門医試験に役立つ知識や応用力を身に付けることができるでしょう。
学会誌の症例報告から、臨床経過に数多く触れることで臨床問題に慣れることができます。

例えば日本内科学会では、ネット上からアーカイブを見ることができ、PDFでも閲覧可能となっています。専門医試験を受験する方は、学会誌の症例を試験対策に活用することがおすすめです。

参考: 日本内科学会誌 | 一般社団法人日本内科学会が発行.フリーアクセス

 

ドクターズスタディを利用する

新専門医制度下の専門医試験対策にはドクターズスタディ(ドクスタ)の活用がおすすめです。ドクターズスタディとは、医学生・医師に向けた教育サービスのパイオニア「メック」のグループ企業「シーメック」が、リニューアルオープンした「医師のための試験対策・教育動画配信サイト」です。

 

専門医試験対策にはドクスタがおすすめ。その理由とは?

専門医試験対策にドクスタがおすすめな理由を詳しく解説していきます。試験対策にドクスタの活用を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

徹底したリサーチによって作られた講義動画・テキストで効率的な学習が可能

ドクスタでは、各学会の最新情報や発行されている問題集、試験受験者への聞き取り調査などのありとあらゆる徹底的なリサーチをを基に講義動画やテキストを作成しています。

ドクスタが提供している講義動画やテキストのコンセプトが「最も効率的かつ網羅性の高い学習」であることからもわかるとおり、ドクスタの講座を受講すれば、短期間で網羅的に試験対策を行うことができるのです。

内科専門医の試験対策には、「内科系専門医試験リサーチサマライズ」がおすすめです。

「内科系専門医試験リサーチサマライズ」は出題傾向や勉強の指針、予想される出題問題に関する講座をすべて受講できる講座セットになっており、より効果的で効率よく試験対策を行うことができます。

担当講師は、2019年の総合内科専門医試験をハイスコアで合格したDr. 孝志郎です。Dr. 孝志郎は現役の総合内科専門医であり、その経験からのわかりやすくて豊富な解説が受講生に大変人気があります。

 

スマホ・PC・タブレットでスキマ時間に試験対策

内科系専門医試験リサーチサマライズを含め、ドクスタの講座はスマホやPC、タブレットがあれば受講可能です。場所や時間を問わず好きな場所、好きな時間にインターネットで講座を視聴することができます。

日々臨床業務で忙しい先生方でも、効率よく試験対策を行うことができるでしょう。出張先や外勤先での移動時間や休憩時間を利用したスキマ時間の試験対策は、短期間での試験合格を目指す上で大変有用です。

 

 

まとめ

専門医資格の取得に向けた試験対策は、スケジュールを把握して効率的に学習することが大切です。そのため、出願期間などに注意しながら、試験日までに徹底的な学習を行いましょう。

専門医試験は出願期間が各試験に応じて決められているため、出願のタイミングを逃さないように注意してください。

専門医試験対策にはドクスタがおすすめです。ドクスタの講義動画・テキストは新専門医制度に対応しているため、安心して試験対策を行うことができます。ぜひ活用してみてください。

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