記事作成日:2022/08/19

記事更新日:2024/03/04

新・内科専門医試験が始動!過去問対策はどうするの?

2018年度より日本専門医機構が中立的な立場として運用する新専門医制度がスタートしました。新専門医制度下の内科専門医試験は2021年に初めて行われたばかりです。試験対策として、旧制度の過去問を利用した学習は可能なのでしょうか。
今回の記事では、新専門医制度下の第1回内科専門医試験を参考に、試験対策の方法を深掘りしていきます。内科専門医試験を受けようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

2024年度内科専門医試験対策

 

新専門医制度下の内科専門医試験は過去問対策ができない?

新・内科専門医試験は2022年5月に第2回目が実施されたばかりなので、まだ充分な過去問が揃っていません。これでは試験対策ができないのではないかと不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで旧制度の過去問を利用した試験対策が可能なのか、第1回目の試験内容を基に説明していきます。まずは第1回内科専門医試験の概要を見ていきましょう。

 

2021年より新専門医制度下の専門医試験が行われた

新専門医制度の内科専門医研修はプログラム制(3年間の研修が基本)で、その後サブスペシャリティ領域の研修に進む形です。2018年度より新専門医制度がスタートしたため、研修を終えた専攻医が2021年新専門医制度下で初の内科専門医試験を受けることになりました
第1回内科専門医試験の合格率は94.45%と予想されていた合格率よりも高い割合でした。第2回の内科専門医試験は2022年5月に行われました。第2回の内科専門医試験の合格率は、第1回と同様に90〜95%に収まると予想されています。

参考:専門医制度の現状と課題 | 一般社団法人日本専門医機構

 

内科専門医試験は旧制度の試験問題を利用した過去問対策が可能!

新専門医制度下の内科専門医試験は、単に知識を問う問題ではなく、臨床的な応用力を問う問題を出題するように変わりました。出題傾向として一般問題よりも臨床実地問題により重点を置いています。
しかしながら、試験としての難易度は従来の総合内科専門医と認定内科医との中間に位置しているため、旧制度の過去問を用いた試験対策が充分に可能です。また、問題形式も旧制度から変わらず選択式問題を用いているため、選択式問題の形式に慣れる上でも旧制度の過去問が利用できます。具体的な試験内容としては、一般問題(100/250題)と臨床問題(150/250題)の計250題です。

参考:日本内科学会雑誌第105巻第1号

 

過去問対策だけではない!おすすめの内科専門医試験対策方法をご紹介

新専門医制度下の内科専門医試験でも、これまでどおり旧制度の過去問を使用した試験対策が可能であることをお伝えしました。しかし、出題内容には変化があるため、過去問対策のみでは不安という方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで過去問対策以外の試験対策方法について紹介していきます。

 

日本内科学会の学会誌をチェックする

新専門医制度からは臨床的な応用力を問う問題が多く出題されるように出題内容が変わりました。そのため、実際の症例を詳細にチェックする必要があるでしょう。
そこで試験対策に活用してほしいのが各学会の学会誌です。学会誌には、各症例の基本的な知識から臨床経過、医師の考察が記載されており、臨床問題対策に非常に役立ちます。症例の詳細な把握をするために早めの対策がおすすめです。
日本内科学会では、ネット上からPDFで閲覧可能なアーカイブを見ることができます。今すぐチェックしてみましょう。

 

内科専門研修カリキュラムを基に学習を進める

内科専門医試験の出題範囲は、日本内科学会のホームページに以下のように記載されています。

・「内科専門研修カリキュラム(=出題基準)」に準拠するものとし、到達レベルのグレード「A」を中心に出題される
・原則として試験内容は「標準的内科学教科書」、「日本内科学会雑誌」および「内科救急診療指針2016」に掲載されている内容

そのため、「A」に値するものを中心に漏れなく試験対策し、「標準的内科学教科書」、「日本内科学会雑誌」および「内科救急診療指針2016」を注意深く確認することがおすすめです。

参考:内科専門研修カリキュラム(新しい内科専門医制度) | 専門医制度 | 日本内科学会

 

ドクターズスタディの講義動画を利用する

ドクスタの講義動画は、上記の対策だけでは不安な方、一人で学習を進めていくのには集中力が持続しない方におすすめな専門医試験対策方法です。ドクスタはまだ始まったばかりの新専門医制度に対応し、抜群の的中率を発揮しています。

 

新専門医制度に対応した試験対策ができるドクスタのおすすめポイント

ここからは、ドクスタの具体的なおすすめポイントについて紹介していきます。専門医試験対策方法の心強い味方であるドクスタを知らなかった方は必見です。

 

隙間時間に効率よく内科専門医試験対策ができる!

ドクスタの講義動画はオンデマンド形式のため、試験当日までいつでも閲覧して学習することが可能です。普段は診療などで時間のない医師でも、効率よく学習できるよう頻出ポイントが抑えられています。
また、スマホやPC、タブレットがあればいつでもどこでも受講可能です。自分のペースで自分のペース配分に合った学習を進めていきましょう。

ドクスタの教材は、医療業界の出版社で最高峰である「医学書院」の教材を動画にしたものです。です。専門医試験対策に必要不可欠な内容が盛り込まれているといっても過言ではありません。

 

内科専門医試験対策の講師を務めるのはDr.孝志郎

講師はMECでおなじみのDr.孝志郎です。
宮崎大学医学部卒で総合内科専門医のDr.孝志郎は、類稀なる予想的中力を持ち、わかりやすく聞き取りやすい講座に定評があります。また、明るく楽しい人柄なのも受講生に大変人気なポイントです。
そのため、わかりやすくて楽しい講義形式の講座でモチベーションを保ちながら試験対策を行うことが可能でしょう。合格を手にするその日まで、モチベーションを維持することは、試験勉強を進める上で非常に重要です。

>>ドクスタの内科専門医試験対策の商品一覧

 

まとめ

新専門医制度下の試験問題は、旧制度の試験と比べて臨床問題を重視するなどの変更点はありました。しかし、難易度は従来の総合内科専門医試験と認定内科医試験試験の中間に位置し、問題形式に変化はないため旧制度の過去問が試験対策に大いにに活用できます。

過去問による対策だけでは不安な方は、ドクスタの講義動画を利用しましょう。的中率の高いテキストを使ったDr.孝志郎の講義は、モチベーションを保ちながら短期間で効率のよい試験対策を可能にします。ドクスタのホームページからはサンプル動画が見られますのでぜひチェックしてみてください。

 

2024年度内科専門医試験対策

 

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